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お知らせ 語りのイベント

間近のお知らせですが、とても興味深いイベントのご連絡をいただきました。
このところ皆が心を痛めている


放射能の海を生きる いきものたちのものがたり

をテーマにした語りのイベントです。
お時間のある方はぜひ参加してください。

チケット料金の一部は今回被災した方々への義援金に寄付するそうです。





古屋和子の語り「大亀ガウディの海」+ 魂のうた ソナム・ギャルモ

    17ヵ国で出版されている、放射能で汚染された海を生きる亀や生き物のはなし。。。。。。


日時: 2011年5月14日(土) 

開演  午後6時30分~午後9時頃 (午後6時15分開場)

会場: ティアラこうとう(江東公会堂) 小ホール  (地下鉄 住吉駅下車徒歩)

出演: 古屋和子(語り手)+のなかかつみ(バッファロードラム・インディアンフルート)  

    ソナム・ギャルモ(うた)

主催・切符申込・問合せ先: ディンディガル・ベル dinbell@docomo.ne.jp 090-6505-1782
fax 03-5856-1588

入場料:当日券2500円 (前売予約2200円)  一部は東日本震災被害者支援のために寄付



宮城県気仙沼での「大亀ガウディの海」語りの会の感想から・・・(2010年2月20日)

以前一ノ関で聞く機会があり大変感動いたしまして、是非たくさんの人に聞いていただきたいと思いました。
・・・生き物たちの悲しみや苦しみまで これまで思い至ることはありませんでした。
今回の語りを聞いて人間の責任を痛感しました。人間がおこしていることは
人間にしか止めることができないのだと。
ガウディは自分の身を犠牲にして大切なものを守りました。
奪われては いけないもの奪ってはいけない
大切なものを私もガウディのように守りたいと思いました。ガウディの叫びは生き物全ての叫びだと感じています。
生き物たちの声にはならぬ声を
田島さんが聞き取ってガウディを通して語らせ
そして古屋さんがガウディの思いを語りに乗せて 私たちに伝えてくださったのだと思います。
語りの会の当日来てくださった方々は 小学生から大人まで 様々でしたが
語りを食い入るように 皆 一生懸命 聞きいっていました。
ガウディの思いが伝わって涙している人もいました。
本当に素晴らしかったのです。この感動がどうか伝わりますように。


「大亀ガウディの海」 について 
原作 田島伸二 Gaudi’s Ocean written by TAJIMA Shinji

放射能に汚染された海を生きる、海の生き物たちの視点から書かれた寓話。
世界17言語で出版され読みつがれている壮大な物語。人間に捕らえられた大亀のガウディくんは、
食べ物に苦労しないが、自由のない水族館から逃げ、自然の大海についにもどる。
しかしそこにはもうすでに青く美しい海はなかった・・・

<田島伸二 TAJIMA Shinji について>  作家、識字教育専門家、ICLC国際識字文化センター代表。
代表作に「びっくり星の伝説」、「雲の夢想録」、「沈黙の珊瑚礁」、「コンキチーさびしいきつね」、「さばくのきょうりゅう」、
「ゆきやま」などの多数の作品がある。これらは英文をはじめ、世界の多くの言語で出版されている。  


出演者について

古屋和子 FURUYA Kazuko   
説経・平家・近松等の古典、鏡花・中島敦等の近代古典から童話まで幅広いレパートリーを持つ、魅力のストーリーテラー。
北米の先住民居留地に滞在、語りを交換。豊田文化振興財団主催のインターナショナル・ストーリーテリング・フェスティバルの
アート・ディレクター。『明空風堂』を主宰。

のなかかつみ NONAKA Katsumi   
インディアンフルート・ドラム奏者で、北米先住民であるホピ族の聖地ビックマウンテンへのウォーク参加をきっかけに、
ホピ族との精神的交流を重ねる。写真家でもある。国内外で多くの演奏活動を行い、
ストーリーテリングの全国公演を古屋和子さんと行っている。

ソナム・ギャルモ Sonam Gyalmo
チベットの素朴で美しい民謡をうたう期待のシンガー。 ダラムサラに近いビール村のチベット人コロニーで生まれ育つ。
ソナムさんの歌声は、美しい自然をとどけてくれる絶品。CD「チベットからの歌声」が発売されている。
by kumminatyam | 2011-05-13 14:08 | イベントのお知らせ